2026年を振り返って ①母のこと
気がつけば、ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいました。
今年も残すところあとわずか。振り返ってみると、私にとって今年は、母のことで始まり、母のことと向き合い続けた一年だったように思います。
昨年末、母が脳梗塞で倒れ、左半身に重い後遺症が残りました。歩くことも、手を動かすこともできなくなり、それまで当たり前にできていたことが、突然できなくなってしまいました。
失われたのは身体の自由だけではありませんでした。一時は認知症のような症状も現れ、母の心に何が起きているのか、どう接すればよいのか、私自身も戸惑い、どう向き合っていけばいいのかわからなくなることがありました。
誤嚥性肺炎のリスクを考え、食事も口からではなく胃ろうに切り替えることに。ようやく退院できたと思ったのも束の間、わずか一週間後には再入院となりました。
今、母は施設に入所しています。
今も身体は不自由で、口から食事をとることもありません。それでも、心はずいぶんと落ち着きを取り戻し、以前のような穏やかで優しい母の表情が戻ってきました。
母と向き合う日々の中で、何度も母の死を覚悟しました。そんな時間を過ごす中で、改めて気づいたことがあります。
母は、いつも私を応援してくれていたということ。
そして今も、私が創作活動を続けていることを、喜び、応援してくれているということ。
これまでの人生で、母がどれほど私の支えになってくれていたのか。今の自分があるのは、母の存在があったからこそなのだと、改めて心から感謝しています。
母のことを考え、母と向き合い、これからのことを思い悩んでいるうちに、気がつけば季節は巡り、もう夏になっていました。
写真は、7月2日〜4日にアトリエにて開催した『羊日和』
北海道の羊農家さんによる羊毛とフェルト・織り作品の展示販売を行った時のものです。



