2017/01/31
オーディオのためのラグ
Diary
道産羊毛を1/2使用したラグを納品しました。
音楽をこよなく愛するN氏からの注文は、
保温性とか安全性、衝撃吸収性とかでなく「吸音性」を望む
オーディオのためのラグ。
私の拘りは、道産羊毛を用いること。
北大農場の羊毛は、弾力性に富み軽やかな糸に。
重量感も出したくて、ニュージーランド製のラグ用毛糸を半分用いて織ることにしました。
羊毛の繊維をよく見るとくるくるっと縮れています。
この縮れ「クリンプ」は、束ねた時に絡み合い複雑な構造の層をつくり出し、この隙間が、音や声などを吸収し、また反響を防ぐらしいのです。
さて・・・N氏から。
ラグの位置が未だに定まらない、と。(笑)
ラグ1枚で、随分と音に変化があるんですね。
音とテキスタイル、奥深い〜♪